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フリードヒ3世が建てた王宮、その中で現存する部分として残っているのが二重のらせん階段。途中から左右に分かれてさらにまた交わるという特殊な構造になっている階段。ここもグラーツの観光の目玉のひとつです。


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王宮の入口を入り、中庭を抜けると二重階段の入口があります。上の写真が入口。入場料などは必要なく、自由に出入りできます。

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1499年に建てられたというこのらせん階段は、王宮に建築時から現存する数少ない部分。そんな歴史的価値がある階段の割には監視カメラはあるものの自由に出入りして階段をあがることができます。

よく見ると手すりに見られる石の彫りの部分などは確かに年季を感じる作り。ゆうに500年は経っている階段にこれまでどれだけの人たちが行き来したかと想像するだけでもしばらく歴史の妄想に浸れそう。


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左右にねじれる構造になっているこの階段は、下から階段を見上げると興味深く見ることができます。階段を全部回るには、途中で左右に分かれる部分があるので二度上り下りする必要があります。