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グラーツ中心部には、日本でのコンビニ形態のお店は駅内のキオスクのようなお店以外では見当たりませんでした(記事を書いている2014年4月現在)。滞在中は適当にコンビニで身近なものを調達しようと思っていてこの地に来ると予定通りいかないことがあるかも。

昔からあるグロッサリーショップはあるので、ペットボトル飲料や果物などを買える小さいお店はあります。

ただ、その代わりになるのがスーパー。スーパーは日本の形式とほぼ同じで、品ぞろいも豊富です。サラダ、果物、アルコール、スナック菓子、化粧品類など旅行者が現地で必要するものはほとんど入手可能。グリコのポッキーも「MIKADO」という名称で販売されいます。

大きなスーパーでは、日本食材も少し入手できます。上の写真にあるのがイタリアで作っている日本米。インスタントみそ汁もありました。インスタントラーメンは、東南アジア製のものはありましたが、日本製のものは見かけずでした。


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焼きのり、スノコ、わさびが並んでいるので、手巻き寿司をイメージしての品揃えなのでしょう。グラーツの方が手巻き寿司を好むのかはわかりませんが、グラーツ郊外には回転すし店はあります。

オーストリアは海に接していないので海産物系だけはとても乏しいです。川魚の燻製や冷凍の切り身などが並ぶ程度。新鮮な魚の調達は難しいと思っておいたほうがいいかもしれません。

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日本のスーパーではないシステムのひとつが、パンの取り出し方。あるスーパーでは、パンはケースの中に入っていて、取り出し用のスティックですべらして取り出し口に落とすという流れ。これだとパンがケースの中に入っていて、埃にまみれることなく衛生を保った状態で売ることができるわけです。この方法はとてもよく、日本でも導入してくれるスーパーがあるといいなとも感じました。