グラーツには二つの世界遺産があります。そのうちのひとつ、エッゲンベルグ城。
皇帝フェルディナント2世の重臣、エッゲンベルグが1635年に建てた城。
暦をもとに独自の宇宙観で作られた「豪華な部屋」や豊臣時代の大坂の風景の屏風絵を使った装飾した「日本の間」などが見どころ。
行き方は路面電車の1番線のEggenberg方面行きに乗り、Schloss Eggenbergで下車。電車を降りると特になにもない場所で少し不安になりますが、標識で案内されているのでそれに従い歩いて10分もしないうちに入口にたどりつきます。
入口にはユネスコの世界遺産の登録プレートが掲げられてます。世界遺産というだけで話しのネタにもなるでしょうから、グラーツに来たら一度は訪ねてみたい場所です。
城の庭園入場料は、€2。これは単に中に入るだけの料金。ツアーガイドで見学するには、別に料金がかかります。「豪華な部屋」のツアーガイドは€8。
ツアーガイドは季節により開催曜日などが設けられているので事前に要チェックです。ツアーガイドがなくても庭園への入場は可能です。
正面のエンブレム部分のアップ。
訪ねた日はガイドがない日でしたが、一部ガラス張りで開放されているゴシック様式の礼拝堂の展示物がありました。動画でもご覧にいただけます。また孔雀が放し飼いされているので庭園で見つけてみるのも楽しいです。
○エッゲンベルグ城公式サイト(英語)
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